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スッキリ解決! 上の子のお古教材を下の子に使い回せるのか問題

スッキリ解決! 上の子のお古教材を下の子に使い回せるのか問題

進級・進学間近ということで割とニッチな話題いきます。ズバリ

上の子のお古教材は下の子に使い回せるのか問題

です。特に進学には臨時国債発行もやむなしなので、できる限り出費は抑えたいところ。ちなみに当方、塾の人ですが教材会社の回し者じゃないのでご安心ください。なお本件、割とニッチな話題ですので興味のない方は早めに引き返しましょう。

 

 

では残った方でいきます。

まず次年度は中学教科書改訂があります。つまり、上の子と下の子で使う教科書が違う可能性があるということです。コチラ学年によって変わるので先に確認しておきましょう。

教科書が同じ場合、基本的に流用可能です。スペック的には変わらないのでよっぽど使い込んでない、書き込みがないのなら使い回せます。

#下の子新品買ってくれない問題 #そういう運命なんや

 

一方、教科書が違う場合。ここは注意しましょう。個人的に教科書準拠モノであれば 英語✕ 国語✕ 社会✕ 数学△ 理科△ です。説明します。

英語は本文がガラッと変わる&習う順番も変わる可能性が高いため、流用はやめておきましょう。

国語も同様に、本文が変わられると準拠モノは使えません。テストに出ない問題を必死こいてやる必要はありません。

社会は、特に地理データが過去と変わっている可能性がある(例:中国とインドの人口ランキング逆転)のでやめておきましょう。学校と言ってることが違う!となります。歴史も新たな発見がなされて記載が変わることがあるのでやめておいた方が無難です。

数学は、指導要領が変わっていなければ習う順序が大きく変わることがあまりないので流用可能です。ただし、習う順序が変わっているのかはチェックしておきましょう。

理科も数学と同様です。ただし、こちらも新しい発見がなされた場合に記載が変わることがあります(過去に、周期表にニホニウムが追加されたことがあります)のでその辺りは注意が必要です。

以上が準拠モノ、いわゆる定期テスト対策テキストの場合でした。

 

次に非準拠モノ、いわゆる受験対策モノです。指導要領が変わってなければ、英語△ 国語△ 数学△ 理科△ 社会✕ です。

英国数は習う全体の範囲が変わっていなければ内容自体は使えます。理科もまぁ、大丈夫じゃないかなと思います(よっぽど無いとは思いますが新たな発見には要注意)。社会はやめておきましょう。地理のデータ差し替えは受験生にとって死活問題です。

ただし全教科に渡って、受験用問題集は最新の入試問題から作られることがしばしばなので新しいに越したことはありません。

#結局?

 

まとめます。上の子のお古教材を下の子に使い回せるのか問題ですが、

場合により可、ただしチェック事項有り

です。チェックが面倒だという方は信頼できる教育業界の人に相談するか、新調してあげるかになります。非回し者ではありますが塾の人の端くれ、子どもが一生懸命勉強したのにそれがテストに出ない、もしくは間違った(過去の)情報で思いっきりペケを食らうのは見ていられないので、教材流用の際はくれぐれも慎重になさってください。

「そろそろ90分になります。休憩しませんか?」ってナビに心配してくれたのでこの辺にします。#休憩がてらブログ書いてるからご心配なく