夏休みワークの答えを配らない
という学年や学校が、時折ある。
これは、明らかに答えを丸写ししている子がいるから、その防止策としてのものなんだけど。
これには
賛「答えを写さないためには仕方ない」
否「一部のズルい子のために、ちゃんと勉強したい子ができなくなるのはおかしい」
と、かなり賛否ある。
僕は、学校の立場に立ってみると、答えを配らないという判断も時にやむ無し、と思う。
一人で40人近い生徒全員をしっかり見るのは現実的じゃないし、
デメリットも汲んだ上で、それでも丸写しだけして提出しちゃう子をどうにかしたい、という気持ちもとてもよく分かる。
僕は、
子どもをしっかり見てあげられるのは親しかいない
親こそ、この世で最も我が子を見てあげられる存在だ
と思っている。
だから「ワークの答え没収」という、ちゃんとしてる子、したい子が損する状況を作らないためには、
各家庭が子どもをしっかり見て、教育していくしか道はないのだと思ったりする。
理想論だけどね。
そのためには「しっかり勉強した」という経験を持つ子をひとりでも多くしていくしかないんだよね。