公立高校入試の国語は、中学生にとったらかなり難易度は高い。
でも、文章の内容は大して難しいことを書いていない。
語彙がヤヤコシイだけで。
「じゃあ語彙を増やせばいい!」
もちろんそうなんだけど、その時に意識してほしいのが
「ヤヤコシイ言葉をカンタンな言葉で言い換えて体に入れていく」
ということ。
ヤヤコシイ言葉はそのままじゃ呑み込めないから、
吞み込めるレベルまでクタクタにかみ砕くクセをつける、ということ。
例えば
「母は喜怒哀楽が激しい」=「俺のかあちゃん、感情の高低差ありすぎて耳キン」
「研究とは基本、言語情報をインプットし、言語情報を生産物としてアウトプットする情報処理の過程です。(令和3年度石川県公立入試より)」
=「研究ってね、基本は文章を読んで文章を書くことなんだよ」
くらいで読めたら十分です。
その「クタクタにかみ砕くクセ」をつけるために、そもそもまずは「ヤヤコシイ言葉」に出会わないと、ですよね。
そして「クタクタにかみ砕く様子を見せる」ことで「呑み込めたという経験」を積ませることが大事です。