漢字って、ホントに全ての勉強の基礎だと思うんだ。
語彙という意味でもそうだけど、漢字学習って単に
猛烈に単純暗記ボンバー!
だけでできるものじゃない。
形と
読みと
意味と
それらの組み合わせと
マネて覚えて考えて、で書けるようになる。
最近、よく塾生に話すことなんだけどさ。
人間、覚える力って大したことないし、個人差も大してないように思うんだよね。
だけど、上手に覚える人もいれば、なかなかうまくいかない人もいる。
一部の特異な例を除き、圧倒的大多数はさして「覚える」という能力に差はないと思う。
じゃあ上手に覚える人は何で上手なのか
「覚える」ということの代わりに「考える」ということをやってる
これだと思うんだよね。
考えて答えを出せるならいちいち覚えなくていい→記憶の容量を節約できる
考えて答えを出すようにする→「考える」という部分が強くなる
結果、賢くなる
こんな感じ。
たとえば漢字を、たとえば化学反応式を、円周率を覚えるように単純暗記で乗り切ろうとする子は、結局それができなくて挫折する。
そうじゃない。
そうじゃなくて、単純暗記を極力避けて、その代わりに考えて、想像を膨らませて、その中で答えにたどり着けるように練習する。
すると、量は無限に増やせる。
漢字学習は、その格好の練習素材になる。