loader image

君はまだまだイケるよ。 ~「別にいいもん」その言葉の裏に隠れた本音

僕ね、自己暗示の効果ってけっこう信じてて。
自分に“バフ(強化)”をかけるか、
“デバフ(弱体化)”をかけるかで、
成果がガラッと変わるんだって。

今日ね。
ある塾生がね、つい口にしたの。

「ムリ」
「ヤダ」
「別にいいもん」

って。

めちゃくちゃ気になったのね。
だからすぐ別室に呼んで話したんだ。

「勉強、どや?」って。

いろいろ、教えてくれた。
自分の中で壁に感じているところがあって、
その壁の越え方が分からなくて、
八方ふさがり、苦しくなってたんだ。

その上で出た言葉だった。
実際、「ムリ」とも「ヤダ」とも「別にいい」とも思ってなくて、
その証拠に、それからも帰らずに自学がんばってた。

その壁の越え方、というか、
「俺に協力できることはある?」って聞いて、
一緒に越えていく約束をした。

最後に、「これだけは言わせてくれ」と言って

自己暗示
自己成就

でバフ・デバフをかけられるんだ、という話をした。
これから、まだまだ「ムリ」って思うこともあるだろうさ。
だけどそのときに、自己暗示・自己成就の話を思い出して、
「ムリ」って言葉を飲み込んでほしい、と。

話したあとの塾生は、
いくらか心が晴れた感じがした。
また模試が返ってきたら、改めて話してみよう。

「自分、イケる」って、ちゃんと思えてる?って。