学校のテストの点数の上がった下がったで成長したしてないを判断するのは間違いだ。
「成長した」もしくは「成長してない」を判断するためには何かしらの基準が必要だけど、
その基準自体が変化してしまうと判断しようにもしようが無いもの。
ちなみにうめざわ塾は100点アップくらいは実現しちゃう塾だけど、
点数だけで成長したと評価したことは一度もない。
こういう風に言うと
「そんなこと言われてもわたしたちは点数以外で判断のしようがないじゃないか」という反論を食らうことがある。
だけどそれは「成長」の評価基準としては使い物にならない指標を使い続けると自ら表明していることになってしまう。
だからそう思ったなら、「前」と「今」の変化を測れる何かを見つけよう。
数字でもいいし、数字じゃなくてもいい。
ちなみに塾が点数アップ事例を「成長」とも取れるような形で表現していることがあるけど、
それは広く一般に伝わりやすいからそうしているだけで、
塾の先生で「パパママなら点数なんかよりコッチ見てよ!!!」と感じている人は少なくない。
僕は、口にするセリフや雰囲気、勉強中の目や背中という、数字じゃないから分かりにくいけどちゃんと観察してたら感じられる部分を大事にしてる。
そもそもテストは、怒る(過去を見る)ためのものじゃなくて、対策を練る(未来を描く)ためのものなんだから、
せっかくタダで得られる機会は有効に使っちゃおう!



