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小学生がガチでテストを受けるメリット

小学生がガチでテストを受けるメリット

テストの所作を体験できる

 

これほど大きな収穫は無いのでは?と思えるほどドデカ・メリット。

小学校のカラーテスト、90点100点が当たり前のテスト風プリントとは違い、

フツーの子はフツーに半分はバツを食らう平均50点のテスト。

「できた!」の経験を積ませるのが目的ではなく、出来不出来によって区別・差別化するのが目的のテスト。

こういうテストは近い将来、必ず受ける羽目になる。

小6なら4ヶ月後、小5なら16ヶ月後に。

 

一見しただけでは分からない問題に対してどう振る舞えばいいのか。

その振る舞いをあらかじめ体験しておけることのメリットは計り知れない。

 

中学生を見ていても、「まだまだ下手くそだなぁ」と感じる子は少なくない。

40分なり50分なり、連続して集中していられない子、実は貴方のお子さんもそうかも知れない。

(うめざわ的主観によると、集中し切れる子とそうでない子は大まかに偏差値60(上位約15%、二水レベル)で線引きできそう)

 

ベストを尽くせ

 

と、言うのは簡単だが、

 

ベストを尽くさせる

 

のは容易ではない。

 

 

 

特に子ども相手であれば、

「ベストを尽くす」ってどんな状態?

というのを、具体的に言語化した上で、実際にさせてみる、というのを何度か繰り返すことがとても大事。

「ベストを尽くす」ではないけれど、所作・振る舞いという点では例えば、食事中のマナー(お箸で遊ばない・ウロウロしないなど)を何度言い聞かせてきたことか。

 

小学部にとってこそ、ガチテストの恩恵は大きいと思うのは僕だけ?

 

もちろんデメリットが無いわけではない。

特定の教科、単元、または勉強全般に対して「できない」「分からない」という記憶を刻んでしまう恐れがある

という点は否定できない。

 

が、それは周りの大人の対応如何で解決できると僕は思う。

つまり、今回の小学部・育伸テストで言えば明確に何度も

「集中してるかどうかを見るよ」「マルが多いとか少ないとかは全く気にしないよ」

と伝えてあげることで、ガチテストのデメリットは解消できると思う。

 

少なくとも、ベストを尽くすとは何かを伝えず、ベストを尽くさせる機会を与えないままに「ベストを尽くせ」と迫るのはオカシイと思う今日このごろ。