数学、特に関数の利用で頻出の「すぐに忘れ物をするズボラな弟と、忘れ物を届けてくれる優しい姉」問題。
我が家では確実に「ふーんあっそ」で済ます長女とカワイソウな長男問題。
さて、何が毛嫌いされるって、苦手とする子が多い「速さ」を扱う点と、
そもそも「なんで1時間は60分やねん」問題。
知ってますか?
そもそもなんで1時間は60分やねん問題の答え。
いや60進法の起源は知りませんが(おい)、
60進法のメリットは知ってます。
問題文を見て
「時速16km」と「駅まで4km」とあると僕は
「作問者はやっさしーなー」
と思います。
お気付きですね。
「1時間=60分」はかなり多くの数で割り切れる(かなり多くの約数を持つ)のです。
つまり「時速16km」で「駅まで4km」であれば
15分で着く
というのがカンタンなわり算で分かるのです。
15分で着くことが分かればグラフはチョチョイのチョイで描けるし、
グラフが描ければ式が分かり、交点も求まるから、
みんな大好き速さ問題をほぼパスできるのです。
(この考え方も速さっちゃ速さですが)
中2で一次関数を扱う時、
受験勉強で否が応でも向き合う時、
60進法の素晴らしさを「時計、見てみ?」から始めて伝えていっています。