「ウチの子、英語は感覚でできちゃうみたいで～」
そんな誇らしげなママに水を差すようで申し訳ないんだけど・・・
高校で詰む
かも。

中学までは、英語も数学も「なんとなく」で乗り切れちゃう。
勘の鋭い子なら、分かってなくてもノリで何とかなっちゃう。
成績もそこそこ取れるし、そこそこの進学校にも行けちゃう。
だけど、そこまで。
「中学までは勉強できたんだけどな～」の典型例。

例えば英語。
単語の雰囲気で読み書きしてきた子は、高校で文構造が入り組んできた途端に、
「え、なにこれ？品詞って・・・何者？」「文型・・・って何？」
「え～っと、単語は覚えたんスけど長文ぜんぜん読めないのなんで？」
てな感じでリーディングもライティングも崩壊。

数学も同じ。
論理に基づいて回答を作り上げるthe 高校数学の前に、高1の１学期で沈没。
終いにはテストで赤点スレスレ、学内の深海魚と化します。

こうなってから「あれ？ウチの子、勘がいいタイプだったんじゃ？」と思っても後の祭り。
感覚で解けちゃう系は、高校受験までに卒業すべし。
感覚じゃなく、基礎に則って思考する
このスキルを身につけるべし。

今、「え、これってウチの子のこと・・・？」と感じたママ。
安心してください。
履いてますよ基礎固めはまだまだ間に合います。
むしろ、もともと勘が鋭いんだから、そこに基礎力が加われば爆伸び必至。

さぁ、まずは「なんでそうなるの？」って、今日から聞いてみてほしい。
「え・・・っと、なんとなく」って返ってきたら、それ、黄色信号ね。