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成績を変えることとは人間の行動を変えること 〜人間の感覚は1年そこらで簡単に変わるようなモンじゃない

成績を変えることとは人間の行動を変えること 〜人間の感覚は1年そこらで簡単に変わるようなモンじゃない

成績を上げる

学力を上げる

 

とは

 

その人の「こういう時って普通はこうするよね」という行動レベルを変えること

だと思ってて、

 

 

たとえば宿題をやるとなった時に

とりあえず体裁だけ整えればOKなのか

出すまでにできる限りワカラナイを潰しておくのか

 

たとえば字を書く時に

とりあえず自分が読めりゃOKなのか

人様が読み取れる字で書くよう心がけるのか

 

そういう、かなりミクロな行動のひとつひとつの「普通はこうするよね」の感覚を上げることが

 

成績を上げる

学力を上げる

 

なのだ、と何年も塾講師としてやってきてめちゃくちゃ強く感じているところで、

その感覚を変えない限り、まずもって成績は変わらないと思ってるんです。

 

 

 

じゃあそれってどうやって変えるかなんですけど、

 

指導者の言葉がけ

実践者の行動量の増加

 

のふたつが大事なんじゃないかなと。

 

 

大人が何を言うかはもちろん、何を言わないかも大事だし、

実際に何かを言われ、もしくは言われずに行動する回数・時間を増やすのも大事。

 

 

でもこれって、

 

1回言ったらOK

とか

10回やったらOK

とか

100時間やったらOK

とか、そういう次元の話じゃなくて

 

 

変わろうが変わらなかろうが1年3年5年10年と言い続けるしやり続ける

 

 

なんですよね。

 

 

 

 

「いや塾にそんな細かな行動変化を求めてるんじゃなくて成績さえ上げてくれればいいんです」って言われる方もおられると思うんですけど、

 

「いや逆にそんな細かな行動変化の末にやっとこさ成績が上がるんです」と反論したいです。

 

 

 

 

人間なんかそんなカンタンに変わりませんよ。

半年やって1年やって「変わりませんでした」なんて当たり前で、

だからこそ来る【高校受験】【大学受験】に向けて、

気の遠くなるような長い時間で少しずつ変えるモノなんです。

むしろそうやってじっくり変えないと、ドン!と変わってグン!と戻って、今週の円相場みたいになりますよ。