ガス欠ギリギリでガソスタに駆け込む系チキンレースで勝利を収めたうめざわです。
総選挙でしたね。
政治と宗教と野球の話はするな
なんて言葉もありますが、ここで政治的イデオロギーをお話する気はありませんのでご安心ください。
言葉選びは慎重にするつもりですが、苦手な方は迷いなく戻るボタンを押して頂いて結構です。
ここでお話したいのは
ご家庭で総選挙の話題、出しましたか?
ということです。
かつてなら子どもが「新聞を読まない」とか「ニュースを見ない」とかのお悩みがあったかと思います。ン十年前に「新聞読めよ」「ニュース見ろよ」なお叱りを大人の方々から受けた記憶があるという方も少なくないかと思います。
今や新聞を取ってる方は絶滅危惧種に、テレビもそれに倣おうかという時代ですね。
スマホでバンバン入ってくるからいいんじゃね?なご意見もありますが、「別に知りたくないけど知っちゃった」的な要素は情報収集・知識増強においてはそれなりに大事なんじゃないかなと思ったりします。
つまり、イマドキっ子はかつて我々がお子ちゃまだった頃よりもはるかに「知りたいことしか知り得ない生活」を生きています。(知らんけど阪神弱すぎとか、知らんけど芸人が知事になったとか、うっすいけど「らしいね」って言える程度には知っていた我々のお子ちゃま時代とは違います)
そんなα(アルファ)世代(Z世代の次の世代のことらしいですよ!)の子たちにとって「知りたくないことを知る」ということへの壁はパラディ島
のそれより越えがたいものがあります。
かつてのように「新聞見ろ」「テレビを見ろ」と言われても「無いもんは見れねぇじゃねえか!」と、
「スマホで見れるやろ!」と言っても彼(彼女)のそれはすでに最適化済なので「見ても出てこねぇけど?」なのであります。
前置きが長く(700字)になりました。
そんな現代を生きる僕らのかわいい子どもたちにとって、知りたくない情報は「親が意識的に与えねばならないもの」になりました。
※ここでの「知りたくない情報」とは、一般に「勉強」や「大人」等に関わる、うざったいモノや自分から遠い存在(だと思っている)モノ全般を指します。
我々の親世代は「新聞読め」と言いましたが、我々は今「世の中ではこんなことが起こってるんだよ」と直接伝えてあげることの重要性が高まっています。(かつても重要でしたが、今はより重要度が高いと思います)
つまり「総選挙があることくらい言わんでも知ってるやろ」は見積りが甘過ぎると言わざるを得ず、ガチめに「え?そうなん?で、なにそれ」な子が多いと予想中です。
さてここで「なんで総選挙のことを言うのが大事なのさ」に対してお答えしたいのですが、下手をすると政治的イデオロギーに反復横跳びしちゃう可能性もあるのでここでは
フツーに高校入試の範囲内だから
くらいにしておきます。
具体的な内容としますと
憲法第七条三 天皇は内閣の助言と承認により衆議院を解散する
第五十四条 衆議院が解散されたときは、解散の日から四十日以内に、衆議院議員の総選挙を行ひ、その選挙の日から三十日以内に、国会を召集しなければならない。
第六十七条 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。この指名は、他のすべての案件に先だつて、これを行ふ。
などが主なホットコーナーです。
中学校の勉強の中で中学生がリアルなナウに起こっていることに触れる機会は総選挙かベーキングパウダーくらいなもんな気がしているうめざわとしては「今こそ勉強に役立つ子どもにとって知りたくない情報を与えるチャンス!」という風に思います。
無論、その際の政治的イデオロギーを伝えるのか否か問題はありますが少なくとも「制度上、こうなってるんだよ」という話はできるんじゃないかな、と。
(注:うめざわが「授業」と称して自分の政治的イデオロギーを伝えることはありませんのでご安心ください)
本件、あくまでも「家庭内」でできる勉強への橋渡しTIPsを話題にしたかっただけです。
冒頭の「政治と宗教と野球の話はするな」の教訓もあることから記事にするかどうか悩みましたが、あえて記事にすることを選びました。
誤解の無きように、また本TIPsが何かのお役に立てばこの長文(と、足元を走り回ってるウサギ)が喜びます。
ごきげんよう。