
中学時代、アク強めの先生が言った。
「板書はね、前を見ながら書いちゃダメ!」
と。
「・・・は?」
生徒全員ポカン。
アクつよ先生の言わんとすることはこう。
「黒板の文字を暗記してからノートに書け」
「黒板→ノート→黒板→ノートの往復を減らせ」
「そうすればカンタンに頭良くなるぞ~」
まだまだ素直だった中学生のうめざわが早速マネしてみたところ、
ホ ン マ や ! !
だった。
たとえば
1192年 源頼朝が征夷大将軍に任命される
⇒鎌倉幕府の成立
をノートに取るなら、理想は全文覚えてから書いちゃう。
いきなりそれじゃあハードルが高いなら、
まずは「1192年」だけ覚えて書く。
次は「源頼朝が征夷大将軍に」
という風に、言葉のカタマリごとに区切って、少しずつ記憶の容量を鍛えていく感じ。
慣れてくると、黒板をチラ見するだけでスラスラ書けて、脳のメモリが増えた気がしてちょっと気分がいい(笑)
ただ「書く」だけだった作業が、「覚える」トレーニングになるだなんて!!
最近はねぇ、板書もスマホでパシャ、手軽に記録を残せて超便利♪
なんてこともできちゃうけど。
記録に残せても記憶には残らんなら、結局要領悪くない?なんて思う今日この頃。