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模試でパパママが煽られると、肝心の子どもは冷めるので要注意

模試でパパママが煽られると、肝心の子どもは冷めるので要注意

模試の結果、開いて10秒のため息。もはや深呼吸。

「まずい…このままでは…」
パパママのざわつき、分かる。
むしろ正常反応だと思う。

でも、そこで焦りのオーラを子どもにダダ漏れさせちゃ逆効果。

「うわ〜、親あせってる〜。逆に萎えるんだよなあ…」
と興ざめモードに突入。
これ、受験あるあるです。

確かに「危機感を煽る」のは模試の役割のひとつ。
でもそれは、子ども自身が焦ってナンボ。
親が煽られ子どもが冷めてるなんて本末転倒だよ。

模試の結果を受け取ったパパママの本当の役割は
①子どもがあんまり危機感を持ってなさそうなときに、結果を焦りに変えてあげること
②逆に、本人がちゃんと危機感を持ってるときには、ギュッとハグして安心させること
③志望校合格への“課題発見マネージャー”として、次の一手を一緒に探ること
じゃないかな。

何も「焦るな!」と言いたいわけじゃない。
子どもの前では平静を装えていれば十分。
親が妙に落ち着いていると、次第に子どもは「受験は我ごと」と思えるもの。
模試の点数は、通知表ではなく改善ガイドだと思おう。
ガイドブックが手に入れば、次は「どう使うか」を考えるフェーズへ。