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筆者が当たり前に使う言葉を読み手が当たり前に知っていることは読解攻略の鍵となる ~頭の良くなる読解講座

筆者が当たり前に使う言葉を読み手が当たり前に知っていることは読解攻略の鍵となる ~頭の良くなる読解講座

「頭の良くなる読解講座」のトピックスは先週と同じく「語彙」だ。

「語彙」と言っても、難解な言葉が並ぶわけではない。

国語で扱われる文章は、小中高生にとっては「オジサン・オバサン」「おじいちゃん・おばあちゃん」によって書かれるというのがスタンダード。

文章読解の上で、筆者が当たり前に使う言葉を読み手が当たり前に知っていることは必須。

何も難しい言葉ばかりではなく、筆者にとってはただの「思い出」であっても、子どもたちにとっては「歴史」であるなんてことは往々にしてある。

今日の文章の

 

高度成長期

バブル

 

なんてのはまさにそういう言葉の代表選手。

数年前の豪雪でさえ、彼らにとっては小学校低学年の、覚えてるか覚えてないかビミョーな記憶、下手したら「歴史」の一部であるかもしれない。(ちょうど豪雪の話題も文章読解で触れたね)

僕にとっての阪神淡路大震災(当時5歳)はもはや、塾生にとっては完全なる「歴史」である。(歴史の教科書に載るレベルですよ、奥さん)

 

子どもにとっては煙たい時もあるだろうけど、親の「わたしの若いころはこうだったのよ話」は、子どもの「読解力」を育てる。

その言葉を、その時代背景を知っているだけで読める文章が、知らないものには難解な文章に様変わりする、なんてのは国語あるあるだ。

 

今日の講座出席者のママさん

 

ぜひお家で「わたしの若いころはこうだったのよ話」をしちゃってください♪

カセットテープ・CDプレーヤー・iPod

ビデオテープ・ブラウン管・白熱灯

どれも、大人にとっては「思い出」でも、子どもにとっては「過去の遺物」であり知るわけもないものたち。

そして「当たり前に読解問題に出てくる言葉」である(マジな話、模試や入試でフツーに出てくるけど、子どもたちは「???」ってなってます)

 

親子の会話が読解力を育てる

 

断言できます。

 

ぜひ、色んな話を聞かせてあげてください(^^)