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答えを写すのはいつでも悪なのか。

答えを写すのはいつでも悪なのか。

答えを丸写しするな!

 

 

 

 

これは僕も言うことがあるけど、

 

 

「答えを写すこと」そのものがバツなのかと言うと、そうじゃない。

 

 

 

 

バツなのは

 

 

答えを写して、ハイ終了〜♪

 

 

 

 

なのであって、

答えを写して「覚える」「理解する」

という工程を挟むのであればOKだ。

 

 

 

 

実際、東大生でもそういう勉強法を実践している人が多い。

 

 

 

 

 

思うに、子どもの「答えを写す」という行為を全て悪と捉えてしまっているパパママさんは多いと感じている。

 

 

 

 

 

例えば数学の証明に関して

 

一口に「分からない」と言っても、

「理屈が分からない」のか

「書き方が分からない」のかで、全くアプローチは変わってくる。

 

 

 

 

 

前者ならば、理屈を支える語彙や定義、定理から復習すべきだし、

後者なら、模範解答を見て真似て、書き方を覚えるのがいい。

 

 

 

 

そして「理屈が分からない」という時にも、

答えを読んで模写すれば「あ、そういうことね」と納得できる場合が多々ある。

 

 

 

 

 

 

 

 

国語の記述問題に関しても同じで、

 

 

「分からない」は「書き方が分からない」のケースがとても多い。

 

 

 

 

 

国語の記述問題に関しては難しい部分もあるが、

「模範解答の模写と暗記」

というのも、とても有効な勉強法になる。

 

 

 

 

書き方の習得、となるわけだから。

 

(実際、国語が超得意な元塾生の勉強姿を見ていると、必ず「模範解答の模写と暗記」をしていた)

 

 

 

 

 

子どもをよく観察していると、それが「良い丸写し」なのか「悪い丸写し」なのかは判断できる。

 

 

 

 

 

だから「丸写しはダメだ!」と断じるのではなく、

丸写しの最中または後に、しっかり頭を働かせているのかを観察してみてほしい。