小学部に受けてもらった育伸テストが返ってきました。
順次、お返しします。
ということで「育伸テストの結果票の受け止め方」です。
「保護者編」と言いつつ「生徒編」を書くのかは今のところ未定です笑
まずはこちらをご覧ください。
ムスメが受けた育伸テストの結果票です。
題材としてはちょうどいいのでこの結果を受け止めていきます。
①そうごう
小2で3年生の問題をこれくらい解けるならまぁ及第点をあげておきます。
ムスメには「すっごい!がんばったねぇ!あったまいー!」って言っておきます。
それでなくても太陽さんがニッコニコなんでムスメの自尊心は高まるばかりでしょう。
②とくてん・へんさち
国算で8割ジャスト。国語である程度しっかり取れているのでひと安心。
一方算数は課題の残る結果になりました。
偏差値58ですが、これはだいたい上位20%、30人クラスで言うところの6位くらいです。
マラソン大会も6位だったんで、ムスメは6位が好きなようです。
ちなみに偏差値の大まかな見方は
73:上位1%
70:上位2%
65:上位7%
60:上位15%
55:上位30%
50:上位50%
45:上位70%
40:上位85%
です。
ぶっちゃけここは「ホメる材料探し」の項目です。
どんな模試でもそうですが、結果は基本的に「希望を見出す(もしくは作り出す)ための項目」です。
③こくごについて・さんすうについて
すでに全問お直し済なのですが、改めて表で見てみます。
国語は各単元、1問ずつくらい落としていますね。
算数はもっと分かりやすく、文章題や図形絡みでの失点が目立ちます。
ということくらいは分かったとしても、こんなシンプルな情報ではぶっちゃけ何も見えてきません。
「なぜ落としたか」を分析し「何をさせればよいか」を整理するため、問題と答案を見比べます。
そして普段の勉強中の様子・態度を思い出し、「アレは改めさせよう」や「ソレはもっと伸ばしてやろう」とイメトレしながら今後の学習計画を練ります。
④せいせきのきろく
ホメる材料探しの項目です。今回は分かりやすく上がってるのでホメやすいですね。
下がっていたらホメられない、ということもなく、たとえば「難しくなってるのにちょっとしか下がってないのスゴイね!」という言い方もあります。
(子どもは「どれくらいならちょっとなのか」をあまり知らないので、多少盛っても大丈夫です)
⑤まとめ
結果票、数字の部分は「いかに気持ちよく勉強に臨ませるか」という視点でいきましょう。
正直、この紙ペラ1枚だけではそれ以上のことはできません。
分析表と、実際の問題と答案、普段の勉強姿を総合して対策を練りましょう。
ムスメの場合、読解の強化(読む練習)および文章題と図形(パターン練習ではなく、概念理解を優先)を、「おべんきょう」以外でも会話に盛り込みます。
(そもそもすでに新たなテキストは買ってありますし)(というかテストを受ける前からそんなことは分かっていた)
前にも記事にしましたが、
模試は「次」へのステップを踏むためのテスト
です。
結果次第で何かを得られるわけでも失うわけでもありません。
いかに結果を「今後」に活かすか、そのヒントは「数字には見えない部分」にあります。
そこをしっかり探してあげましょう。