勘違いされがちだなって気がしてるんだけど。
自学くらい、ひとりできる
これ、ホントに？？
集中が途切れず、
切れたとしても気を取り直して再開して、
明日も明後日も、来週も来月も、
継続してやっていける？
いや、やれる子もいるよ。
すでに絶対王者として君臨してる子たちは、
家で、自分で、ときどき声をかけてもらいつつ、やれちゃうタイプの子。
１％いるかいないか、だと思う。
だから塾があるんだけど、
塾は得てして「授業」に重きが置かれがち、自学が軽視されがち。
塾は授業をしなきゃ
塾で授業を受けなきゃ
そんな、呪縛にも似た感覚に陥りがちなんじゃないかなって。
僕はね、授業は「キッカケ作り」の場だと思ってる。
嫌いな教科が好きになった、とか
苦手な教科だけどできる気がしてきた、とか
重い腰を上げる気に、ならないでもない、とか
「あぁ、やらなきゃだよな」って思いを再認識させたりだとか。
授業はそういう役目の方が大きいと思うんだよね。
ところで僕は塾業界に身を置いて１０年くらい経つんだけど、
授業のおかげで上がった、という例は見たことがない。
塾は言うさ。
「授業で上がった」って。
だけどその実、上がるキッカケにはなったけど
上がった直接の要因は
勉強したもん
ってみんな口を揃えて言うんだよ。
でね。だったらね。
「勉強したもん」って言わせるためにはね、
必ずしも「授業」である必要って、なくない？
ほったらかしでいいって話じゃないよ。
多少なりとも「指導」は必要だと思う。
だけど、
授業をしたからＯＫ
授業を受けたからＯＫ
には、どうしたってならないんじゃないかな。
うめざわ塾は開塾当初から自学に重きを置いている。
当然、集団なり個別なりで教科指導はしてるんだけど、
教えた教えてない、教わった教わってないじゃなくて
「やる」場
「やった」事実
を作り、その中で
「やる」姿勢
「やる」とは？
という内面にアプローチして変化を呼び込むことを目標にしている。
それは必ずしも授業でのみ行われるものではないし、
むしろ「自学」を通してしか身に付かない部分だってある。
自学くらい、ひとりでできる
自学なんて、家でもできる
本当に、胸を張って、そう言い切れるかな。
