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親の「辞めるか?」待ち。

親の「辞めるか?」待ち。

勉強したくなーい

遊びたーい

という小中高生にとって、塾は最大の邪魔者である。

でも、一度は「塾に行く」「頑張る」と言った手前、

自分から「辞めたい」とは言いたくないし、言えない。

でも遊びたーいし勉強したくなーいから、

勉強しない理由(≒塾に行かなくていい理由)を見つけ出す。

それはもう、真剣に、ね。

特に高校生ともなると、そう簡単に親は自分の学習状況を把握はできないから好都合だよね。

そのムードに親が染まってきた時、ポロッと出る「塾、辞めるか?」の一言。

内心、待ってましたァ!!

とばかりに飛びつきたいが、ここは慎重に、うーん、でも、とか言ってみる。

親の口から、もう一声「よし、辞めようか」と出るまでジッと耐える。

よし!よし!!きた!!きた!!!これで解放される〜〜♪♪♪♪

・・・

これが塾を辞める前の子どもの心理だろう。

真に「自ら望んで勉強へ向かう」のは大学生も後半か、社会人になって必要に駆られてからである。

それまでは、子に勉強が必要だと思うのなら、

程度の問題はあるとは言え、親がサポート・フォローをしていかねばなるまい。

ましてや、親の方から「辞めるか?」などと口にしては、絶対にいけないのである。