中2向け国語読解講座の狙いはいくつかありますが、中でも特に
語彙への感度を上げる
です。
国語ってさ、知らない言葉があっても「知らんもん」で通そうとするよね。
国語だけ、さ。
他の教科だったらそんなことしないじゃん?
「アミラーゼとか知らねぇし」って、いやいや知れよ!
だしさ
「織田信長とか聞いたことねぇし」って、いやいやそんなんで解けるわけねぇやろ!
ってすぐ分かるのに、国語だけ。
矢車
あかぎれ
彼岸
「そんな言葉知らねぇ笑」「え?なにそれ聞いたことない笑」って、それを知らないのは何も悪いことじゃない、知らないから解けなくて当然って解けない/知らない自分をなぐさめるみたいに、そんなのを問題に出す方がどうかしてると言いたげな態度をする子ってホントに多いのね。
それ、絶対にやめな?
織田信長を知らないから解けないの当たり前じゃん、覚えろや
と同じレベルで
矢車を知らないから解けないの当たり前じゃん、覚えろや
なのよ。
国語「だけ」そういう感覚にさせるのはね、きっと言葉がめちゃくそ多いからなんじゃないかなって。
でも、知らないと解けないって事実は変わらない。
知るしか、ないの。
知らない、やべぇ
って思うしかないの。
こないだも言ったけど、授業で同じ言葉を何回も説明するのって無理だかんね。
国語辞典見れば分かるじゃん?
言葉って死ぬほど多くって、いちいち言葉を復習してたら前に進めないもんな。
だから
1回出てきた言葉は絶対に覚える
「知らねぇ!やべぇ!」って、うわーー!汗 って感じて、半年後にポロって出てきた時にも覚えてるようにする
これが1番、大事。
この先、ずっと出てこなかったのによりによって入試本番で出てきて、それが分からないせいで解けなかった、だから落ちた、とかフツーにあると思え?
みたいな話をしてきました。
もちろん、ちゃんと読解問題を解きながら解説しながらですからね笑
国語読解講座を受講させておられるパパマ マさん方、ぜひ
「今日、どんな言葉出てきた?」
と引き出して、日常でチョイチョイ使うようにしてみてください。
こんな話をどれだけしても、言葉はやっぱり使わなかったら忘れるものですから。