
働く or 進学
が決まっていると、何気ない授業や実習も
「働くために必要だもんな」
「進学するから手は抜けねぇな」
って、緊張感を保って受けられる。
だけど
「みんなが行くから」
「行くのが普通だから」
と、高校を当然の道だからと、いちいちそんなことを考えない人も多い。
確かにその通り。
日本の高校進学率は99%だもん、行かない人にはなかなか出会えない。
でもそれじゃあ、せっかく頑張って勉強して合格した高校で過ごす3年間を薄味のまま終えてしまう。
これはヒジョーにもったいない。
少し見方を変えると。
「なぜ学ぶか」が決まっていると、「どこで学ぶか」は大きな問題じゃなくなる。
そりゃ、より目的に近い場所がいいのはその通りだけど、
目的さえブレなければ今より多くの選択肢が見えてくる。
中学生って体は立派でも心はまだまだ幼いから、最初に決めた志望校は
「理由は無いけど変えたくない!」「何でか分からんけどそこじゃなきゃダメなの!」って思いがち。
本当はもっと色んな選択肢があるはずなのに、目的が決まってないせいで狭まっちゃってるケースも多いのね。
もちろん、仮決めだから途中変更は全然OK。
人生は予定通りにいかないのがデフォだもん。
ただ、「とりあえず高校行っとけ」ではなく、
「3年後どうするか」を一回でも真剣に考えた子は、やっぱり強い。
少々のことで弱音は吐かないし、
たとえ誘惑に負けても、自分の道に戻ってくる。
(それに将来を見据えて動いている子の目って、ちょっとギラッとしてて、かっこいい笑)
高校って、進学するための場所か就職するための場所か、どちらかに大まか分かれる。
だから高校選びも、進学か就職かで考え始めるのがスムーズなんじゃないかな。
ただ、子どもひとりで就職・進学をキチンと頭で整理して決断するのは難しい。
ぜひぜひ
就職の場合はこうだよね
進学の場合はこうだよね
と、パパ・ママから情報提供・経験共有などしながら一緒に仮決め、やってみて♪
「YOUはどうして受験勉強を?」が見えた強い子に仕立てましょう(^^)