
中3のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
ということでみなさんいよいよ「新高1」です。
高校からは勉強とかいいわ!
青春謳歌万歳!
という方は本記事、関係ないのでお引き返しください。
さて、ここに残った新高1生たちは晴れて
大学受験まであと3年
のマスに進んだことになった。
たぶんここにいるみんなはそれなりに腕に覚えのある、少なくとも中学校で半分より上の立ち位置にいた子ばかりだろう。
それはひとえに「自分より下」の子たちが居てくれたおかげである。
しかし高校入試で1点を争って勉強していたということは、高校では
自分とさして変わらない子たちだらけ
ということである。
自分と同じような力を持った子たち「しか」いないということは、簡単にベベになれるということである。
そんな環境で3年後の大学受験を戦う、今からその準備をする上で大事なのは、まずもって
心が折れないこと
心折れずにコツコツ積み上げること
だ。
これだけは覚えておこう。高校には信じられないくらいに頭のいい子がゴロゴロいる。
そして自分の周りは、自分とトントンの子たちだらけ。
そんな中で
学年順位半分より上を死守
しよう。それができたら上出来。思いっきり自分を褒めてあげよう。決して「こんだけやってるんだから上位で当たり前」という感覚を持ってはいけない。そんなに簡単なレースじゃない。もう少し言うと、1学期2学期は別に半分を割っててもあまり気にしなくていい。
1年後、1年生の終わり~2年生の始めの段階で半分より上。ここでいい。
もう少し言うと、大学受験を見据える上で高1のうちでは
数学で学年順位半分より上なら上々
である。こう言うとかなり控えめな、ともすると「楽勝じゃん笑」と思われるかもだが、下手すると「オイオイ、こんなこと言う塾で大学受験任せて大丈夫なんかえ」なんて思われそうだが、さにあらず。
数学で、少なくとも進学校で学年順位半分より上というのはそれだけで大学受験志望者ランキングで半分より上にいると思っていい。
何人も国公立大進学者を見てきた経験があるのでそこは信用してほしい。
繰り返すようだが、周りには自分と同じ(かそれ以上)の子しかおらず、中には信じられないくらい賢い子もゴロゴロいる中で過度に自分に期待し過ぎてはいけない。
自分への期待・理想と現実とのギャップの分だけ、己を傷つけることになる。心折られ、コツコツのモチベーションをえぐられることほどの大ダメージは無い。
新高1生よ。
1年後、学年順位半分より上なら万々歳。
全科目合計ではなくても、数学が半分以上ならOK
ここを目標にしていこう。もっと上へ行けそうなら、この1年やっていく中で上方修正すればいい。
長いようで短い3年だが、やっぱり3年は長い。メンタルヘルス最適化がこの1年の最重要課題であると心得よ。