日曜日に森林公園でピクニックしたせいで翌日花粉カピカピの涙ダラダラで目覚めたうめざわです。
毎年この季節は目玉を水でジャバジャバ洗いたい衝動に駆られます。
さて、中学校は間もなく一学期中間テスト、中1生にとっては「初めての定期テスト」になります。
塾生には先週あたりに話しましたが、うめざわ塾は変な塾です笑
この時期、どこの塾も「定期テスト対策!」と言って色々やってると思います。
そこに関してはうめざわ塾も変わらず【爆上げ】やってます。
ただ、他塾さんと明確に違うのは【〇〇対策!】と言って特別プリントを渡したり特別授業を組んだりはしません。
そこにはハッキリと理由があって、「定期テスト」という「勉強体力増強」「勉強力増進」の絶好の機会をつぶすことになるからです。
じゃあ何をしてるのかと言いますと
こういう状態になったらテストをクリアできるよ
こういう風に勉強は考えようね
こういうことを考えて、今やる勉強を進めようね
という話をして具体的な指示は出さず、とにかく塾生たちの考え・行動を承認しフォローしつつ、塾生たちに勉強に没頭してもらう
という感じのことをしています。
高校部や卒業生の子たちの様子を見聞きしていて
高校の勉強&大学受験は「勉強力」が無ければ全く歯が立たない
と痛いほど感じます。
(クリリンがセルに挑むようなものですね)
高校生になって勉強面で頑張れている子はみな共通して
より以上を目指してコツコツコツコツ、自分に足りていない部分を埋める
というのができています。
これ、めちゃくちゃに時間がかかるし、そもそもやることをその日の気分で決める(勉強に無自覚)or課題やりゃいいんでしょ的考え(=勉強が他責)ですとまずもって上手く回りません。
(高校生でもそういう子はゴマンといます)
(だから「ちゃんとやれる子」は「ちゃんと上へ行ける」んですが)
せっかく【定期テスト】という、じっくり時間をかけて勉強に対して自覚的で自責に臨むチャンスがあるのに、
そこで塾講師が「対策!」と銘打ってしまうとかえって生徒の勉強力を下げてしまいます。
だって先生がやれって言ったもーん
だって先生がやらんでいいって言ったもーん
だって先生が△☆♪■※#
なんて言い訳を言わせちゃダメなんです。
その裏返しで
先生のプリントが的中したから
先生の授業のおかげで
なんてのも一緒です。
中学生はともかくとして、塾に通わせるパパ・ママとしては高校生活・大学受験というのがうっすらとでも頭にあると思いますので、
塾が目先の結果欲しさに(親御様に目先の結果を見せたいばかりに)、
あえて高校生活・大学受験へ向かう力を奪うのはアウトオブ論だと思います。
特に中1生にとっては「初めての定期テスト」です。
最初に塾があーだこーだと指示して、それでたとえいい点が取れたとしても、
また来月、またその次と続くテストに対して「塾のおかげ〜♪」なんて依存状態・依存癖を作っちゃ痛い目を見るのは塾生本人です。
だから、初めてで勝手が分からないのは承知の上、だからこそ「こういうことを考えるとイイヨ」という話を丁寧にしながら、
自分で考え自分で行動する
という部分は大切にしなきゃな、と思います。